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離さないっ

昔、一人暮らしをしてた頃オカンの有り難さ、温かさに気づき実家にすぐ戻った時のお話。

実家に戻った頃にiPhone4Sってゆー初めてのiPhoneを手に入れたのだ。

その頃はネカフェで働いており、早朝勤務をしていたので起きる時間は朝4時半。その時の季節は真冬。寒かったのでいつもルームソックスは欠かせない。実家は全てフローリングなので冷たいの❄☃

2階建ての2階が寝室で起きたら1階に降りなーならんの。眠気まなこのままiPhone4S握りしめ階段降りなーならんの。片側に手すりついてる階段なの。眠気まなこながらも手すりに手を添えようとした瞬間、手すりに触れる前に足滑らせて階段踏み外したよ。ルームソックスなもんでスルンって滑ったよ。

買い換えたばかりのiPhone離さなかったよ。

その結果手すりになかなか手が届かんかったよ。

その結果階段1番上から下まで落ちたよ。

階段下でうずくまってたよ。

すんごい音をあげて落ちたよ。

その音でオカンとおとん起きてきたよ。

オカンの大丈夫かーーーー!?って叫び声に、ものごっつ痛すぎて答える事が出来ずに居たよ。もうね、悶絶。

でもイラチなオカンは心配もしてるんやろうけども、なかなか返答をしない絶賛悶絶中のうちにバッチギレしたよ。

大丈夫かーゆーてるやろ!!!答えなさい!!!

ものっそちっさい声で大丈夫やと訴えたよ。

オカン「仕事行けるか?」

うち「行ける。」

オカン「ほな。行ってらっしゃい\( ˆoˆ )」

納得して寝室戻られたよ…。

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